おすすめ その2
一般の美術品収集とは違った濱田庄司独自のものであり、彼の目のわざが生きている。
参考館に展示されているメキシコの木彫の鳥の玩具です。
スペインの、黄、青、緑で彩色された三角形の陶製の塩入れなど、思わず手にとってみたくなるような懐しさとぬくもりを感じます。
一方で「李朝螺銀花鳥図箱(朝鮮)」や「明呉須赤絵鉢(中国)」などには、濱田庄司の厳しい目が光っていよう。濱田庄司が益子に定住を決めたのは一九二四年。この頃の益子は、かめ、かたくち、湯たんぽなどを作っていて、土も上等でも下等でもなく、粒子も細かくはありませんでした。