テニス・コーチのためのアドバイス
コーチングのテクニックとしては、フラストレーションに陥っている生徒がどの部分で悩んでいるのか分析を試みることが大切です。
突きつめていくと、案外つまらないことでテニスに対する情熱を失っている場合も多いのです。
たとえば、サービスのトスの上げ方をまちがっていたために、サービス・エリアにボールを入れることができなかったり、バック・スウィングが大きすぎるばかりにタイミングを合わせることができず空振りし、ふさぎこんでいるなどのケースは私の知っているだけでも何百とあります。
そのような原因を見つけだすことができたなら、コーチはその欠点の矯正にだけ注意を与えるのではなく、生徒に、初心に戻って"なぜ"打てないのか反省させることも必要です。
コーチが一方的に与え続けるのではなく、生徒自身にも自分のテニスを考えさせてやることが、時として思わぬ効果を上げることになります。
コーチは内面においては常に冷静で、生徒と接している外面においては情熱的に、この2つの心構えが、生徒をリラックスさせる秘訣といえるでしょう。
レッスンでは生徒を絶対に追いこんではいけません。
生徒には毎回、レッスンごとに新たな気持ちでテニスに取り組めるように配慮してあげることが、生徒の
フラストレーション解消のもっとも有効で早い方法といえるのではないでしょうか。