« 2010年06月 | メイン | 2010年08月 »

2010年07月 アーカイブ

テニス・コーチのためのアドバイス 2

かなり前の話になりますが、私もフラストレーションに陥った生徒を持ち、じつに苦い体験をしたことがあります。


この経験がそれ以降の戒めとなり、コーチとして大いに勉強になったわけです。


そのころ、私はレッスン・プロに転向したばかりで、とある小さなテニス・クラブでプライベート・レッスンを行なっていたわけですが、毎週レッスンを受けに来る1人の女性には、ほとほと困ってしまいました。


とにかくラケット・フェイスのまん中にボールが当たらないのです。


私はレッスンごと声をからし"ボールをよく見て、フェイスのまん中でボールをとらえなさい"と、それは一所懸命になってレッスンしました。


しかし、いっこうにうまく打てずずい分落ちこんで、とうとうレッスンをやめたいという電話がかかったきり来なくなってしまいました。


"生徒が上達しないのを、生徒の能力のせいにしてはいけない"と今では胸を張って言っていますが、その当時は自分のコーチング能力が未熟だったこともあり、仕方ないとあきらめてしまいました。

テニス・コーチのためのアドバイス 3

それから半年ほどし、その女性が友人を連れてテニス・クラブに現われ、私の見ている目の前でラリーを始めた時の驚きは言葉でいい表わせないほどでした。


まったくの別人なのです。


ストロークもボレーも素晴らしいボールを打てるようになっていたのです。


私が1年以上かかってできなかったことを、わずか半年足らずで完壁にこなすようになっていたのです。


あまりの驚きのために「どうしてそんなに上達したのですか」と正直に尋ねてみたところ、この半年別のコーチにつき、週に1回レッスンを受けていたという返事でした。


ただ、そのコーチが私と違っていたのは打った後、"今のはラケットのどこにボールが当たったかわかりますか"という質問をたびたび彼女にしたことでした。


彼女は、自分がラケットのどこでボールを打っているのか、そのコーチの指摘を受けるまで全然理解できていなかったわけです。


私はそのことに気付かず、"ボールをよく見て、ラケットのまん中で打ちなさい"というアドバイスしか与えていなかったのです。


私の教え方は、一方通行でフィード・バックを怠っていたため、彼女はテニスに対する第一歩ですでにつまづいていたわけです。

About

2010年07月にブログ「マンハッタン・キス」に投稿されたすべてのエントリです。新しい順に並んでいます。

前のアーカイブは2010年06月です。

次のアーカイブは2010年08月です。

他にも多くのエントリがあります。メインページアーカイブページも見てください。

管理人のお気に入り

  • デザイン住宅
  • 集合住宅、個人住宅の企画、設計監理、建築の総合プロデュース。

水着通販

水着通販ならYouいーな。日本全国送料無料セール中!レディース水着、ビキニ、激安水着、ワンピースセットなど、お洒落な水着が格安の1980円からのご提供です!