テニス・コーチのためのアドバイス 4
コーチングのむずかしさはここにあります。
コーチが頭で簡単に理解していることであっても、生徒にしてみるとまったく未知のことで困惑している場合も多いのです。
何度も何度も同じアドバイスを繰り返すことは、コーチにとって大切な手段のひとつです。
ただそのアドバイス自体を生徒が理解できていなかったり、コーチに聞くのが恥ずかしいと思っていたりした時のコーチは悲劇的です。
生徒のフラストレーションの一端はコーチとのコミュニケーションが欠けていることが理由の場合もあります。
コートでは、コーチは生徒の心をしっかりと把握し、生徒の立場に立ったレッスンを行なう必要があるわけです。
私がたまたま遭遇したこの女性の場合、私がその女性の立場になってあげられなかったわけです。
そして別のコーチにつき、ちょっとしたヒントを与えてもらったことで、あっさりフラストレーションを解消することができたわけです。
あなたがコーチとして、数多くの生徒を受け持つうち、中には何らかの理由でフラストレーションを募らせ、イライラしたり、ガッカリしたりする生徒に接することがあると思います。
その時、この話を参考にスマートなレッスンを行なってほしいと思います。
さて、あなた自身、自分のコーチングを客観的にチェックしてみたことがありますか。
私が現在実践しているレッスンや、テニス理論も反省から生まれたものです。