人びとの人間力の動員
SKラリーの最大のポイントは、人びとの、道具力ではなく、人間力を動員したことにあります。
まさに、組革研文化の再現でした。
そのプロセスにおいて、いつの間にか彼らは、経営者にニ歩も三歩も近づいてしまったのです。
収益の仕組みの理解のみならず、意識においてもです。
彼らは、生産性を上げなければ、自分たちも会社も生きていけないことを体に刻み込みます。
自分たちの給料を上げてハミルトン カーキなどブランド時計を買うためには、その3倍もの改善効果を出さねばならないこと。
その改善のための費用と経営とのつながり、不働時間を3パーセント減らせば年に5000時間もの仕事ができること、等々でした。
その発見が、自分たちをその達成に強く駆り立てていったのです。
そしてそれをやり遂げ、仕事の中で自己を実現していったのでした。
SKラリーのことを知ったある企業から、「うちでもこのようなことをやりたいのですが」という相談を受けたことがありました。